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投稿者: | 2019年4月25日

(ポイント)
概略図を紐付けながら読み込んでください。

1-1 電力 火力・汽力発電 POINT02

■ 復水器
・タービンの排気蒸気を冷却凝結して真空を作り、水に戻して復水を回収する装置です。
※復水器の冷却水の温度が低くなるほど、復水器の真空度は高くなります。
・ 内部の真空度を保持することで、タービンの入口蒸気と出口蒸気の圧力差を大きくし、タービンの効率を高めています。
・ 復水器によるエネルギー損失は熱サイクルの中で最も大きく、復水器内部の真空度を高く保持してタービンの排気圧力を低下させることにより、熱効率の向上を図れます。

■ 節炭器
・ 煙道に出て行く燃焼ガスの余熱で、ボイラへの給水を予熱する装置です。 → 水をあっためる。
・ 加熱した給水をボイラへ供給することにより効率が良くなります。

■ 空気予熱器
・ 煙道に出て行く燃焼ガスの余熱で、ボイラの燃焼用空気を予熱する装置です。 → 空気をあっためる。
・ 加熱した空気をボイラへ供給することにより効率が良くなります。
・ 逆に、排ガス温度を下げる役割もあります。
・ 通常、節炭器と集じん器との中間に設置されます。

■ 過熱器
・ ボイラ本体からの飽和蒸気を過熱する装置です。
・ ボイラで発生する蒸気は、まだ微小な水分を含んでいます。その蒸気を過熱器で更に過熱し、過熱蒸気に変えます。
※「過熱蒸気」を作るから、「過熱器」です。

■ 再熱器
・ 蒸気タービン中で一定の膨張をして飽和蒸気に近づいた蒸気を取出して、適当な温度まで加熱する装置です。
・ 蒸気タービンの効率を高めるため、蒸気タービンを高圧と低圧に分け、高圧タービンの排気を再び加熱して低圧タービンに用います。
※「高圧タービンの排気 → 再熱器で再加熱 → 低圧タービン」 という流れです。

■ 電気集じん器
・ 排煙中にある微小な煤(ばい)じんを除去する装置です。

■ 通風装置
・ ボイラの燃焼に必要な空気の供給と、燃焼ガスをボイラの伝熱面を通過させ大気に放出するための装置です。

■ 脱気器
・ 給水中の酸素を除去するための装置です。ボイラ内に設置します。


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